画質の悪い元写真での葬儀用写真の作り方⑦ ~顔の粒子等をダスト&スクラッチで取り除く~
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今回も引き続きお顔の調整です。
①強調されて出てきた粒子を取り除く
前回のアンシャープマスクでお顔がくっきりとなりました。
その分境界線の違いが強調されて粒子が目に見えて出てきます。
それを取り除く機能が ダスト&スクラッチ です。
簡単にいえばゴミとり機能です。
上のメニューより フィルター→ノイズ→ダスト&スクラッチ
と進みます。
ウィンドウ開きます。
おなじみスライダーで数値を変更します。
半径
塗りつぶすピクセルサイズ。大きいほどゴミをよく取るが、
大きすぎるとゴミ以外の部分にも影響を及ぼす。
しきい値
ピクセル間の濃度差をどれくらいで適用させるか。
大きいほど画像を保護する。が、ゴミ部分まで保護するので
ゴミが消えなくなる。
基本的に画像上のゴミが消えるまで半径をあげ、そうするとゴミ以外の
部分も影響を受けてにじんだような画像になってしまうので
次にしきい値をあげ、にじみから保護するという感じです。
これもプレビューをみながら一番いい値にします。
大体半径は1、しきい値は9~12からスタートする人が多いみたいです。
僕は半径3~4、しきい値2で始めて少しずつ数値を変えていきます。
ダスト&スクラッチ前
丸でかこんだ所を比べてください。
ダスト&スクラッチ後
ちなみに半径を大きくしすぎると
目のあたりをみると分かりやすいです。にじんだ感じになっています。
これでしきい値を大きくして
戻りました。
今回はここまで。