画質の悪い元写真での葬儀用写真の作り方⑤ ~切り抜いた人物を背景にのせる・レイヤーの意味~
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今回は背景をつくります。
①新規レイヤーをつくる
まずレイヤーというものがphotoshopにはあります。
レイヤーとは階層という意味で、1つ1つの画像をもつレイヤー
が重なって完成した画像となります。
+ +
レイヤー1 レイヤー2 レイヤー3
この3つのレイヤーを全部表示させると全部合わさって見えて
となります。
この完成画像ではレイヤーが1,2,3の順番で重なってますが、
これを3,2,1の順番で重ねると
となります。それぞれのレイヤーの輪郭の黒線が重なる
順番が変わっているのが分かると思います。
レイヤーウィンドウの表示の仕方
レイヤーの説明が終わったところで新規レイヤーを作ってみます。
まあ、ワンクリックです。上の画像の通りです。
あるいは上部のメニューバーから
レイヤー→新規→レイヤー
と進んでもつくれます。
先程の人物写真の続きから新規レイヤーを作ると
となります。
レイヤーウィンドウに新規のレイヤー「レイヤー2」ができました。
②レイヤーにグラデーションを入れる
続いて作ったレイヤーを背景画像にします。
※ここでいう背景画像とはこの写真の人物のバックということで
ありレイヤーウィンドウにある背景レイヤーとは異なります。
背景レイヤーの説明はまたどこかでします。
左のメニューからグラデーションを選択します。
次に同じく左のメニューの下の色が2色表示されている所にいきます。
この2色は左が描画色、右が背景色とよばれます。
ペイント、塗りつぶしおよび選択範囲の境界線の描画には描画色が使用され、
消去された領域やグラデーションには背景色が使用されます。
例えば塗りつぶしツールでぬりつぶすと描画色で、
それを消しゴムで消すと消された場所が背景色で表示されます。
ここでは描画色の色を変えます。
クリックするとカラーピッカーというウィンドウが表示され
好みの色を選択できます。
また上のメニューから ウィンドウ→スウォッチ と進めば
スウォッチウィンドウが出てこれはカラーピッカーほど自由は
ないですが、決められた色を選択できます。
薄いブルーをここでは選びます。
そして上の部分からグラデーションの種類を選択します。
そしてレイヤーの青い帯がレイヤー2を選択されていることを
確認して、マウスを画像の上部から下部へドラッグ&ドロップ
します。
すると
こうなります。
このままでは人物のレイヤーより前にグラデーションがあるので
おかしいです。レイヤーの順番を入れ替えて人物の後ろにもって行きます。
そしてレイヤー2の不透明度を調整して完了です。
ちなみに不透明度はいつも約70くらいでやってます。